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最新情報/2012-03-03

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近藤典子さんのセミナー続き

こんにちは、(小学校の給食で出されたフルーツクリームあえが食べたくなった)飛鳥馬です。

先日のセミナーで近藤典子さんが話してくださった内容として、他にも心に残った話があります。
東日本大震災後の5月に一般の個人として被災地の花巻・女川へボランティアに行かれたそうです。

その時に感じた『家』のあり方についてのお話しです。

ボランティアに行った当時は、まだ避難施設が避難者でいっぱいだった頃。
そこでは被災者のお世話を被災者がしているという実態。
近藤さんは胸を痛めたそうです。

片付けの達人ということで、近藤さんは少しでも世話役の被災者さんのためにとバックヤードの効率化に努めたそうです。

被災地には寝袋を持参して行ったそうなのですが、現地のスタッフさんが気を遣って下さったらしく、旅館を案内され、そこで宿泊をしたそうです。

そこも被災地とあって、周りは生活できるような風景ではありませんでした。そんな中にポツンと建っている旅館です。

近藤さんは旅館の方とお話しが出来たそうなのですが、なぜその旅館だけ無事だったかというと、たまたま前の年(だったかな?)に建て替えたそうです。

知り合いの大工さんにお願いをしていて、旅館の方が希望したわけではないのに、勝手に耐震の家にして建てたとのこと。
(ちょっとそんなので良いの? という疑問もありますが、そこは触れないとして。)

そうしたら今回の大震災が発生しました。
ところどころ建物にはヒビが入っていたようですが、大きな問題にはなっていないようです。
「(この建物は旅館ですから)家を守ってもらっただけではなく、仕事も守ってもらえました。

おかげさまで来年(2012年)まで予約でいっぱいです。」
とのことです。

まだ皆さんもご記憶の通り、その頃はまだまだ震災直後のような雰囲気でしたよね。
辛い時期、不便な時期に訪れる旅館はオアシスのようだったそうです。

何をするのにも不自由な中、旅館で出される温かいお茶は、皆さんに一時の安らぎを与えることが出来たそうです。

みなさんお茶を飲むと、また来よう、また頑張ろうと希望を持つことが出来た、と…。


今は色々な『家』がありますよね♪

自分は震災後に改めて『家』のあり方を考えたりしていました。
家ってやっぱり家族・命を守って初めて家と言えるのかな…。
近藤さんも『家』は命を守る必要があると話してくださっていました。
だからこそ災害に強い家が必要なのだと。

近藤さんは、
「『家』は命を守るんですよ!

だからしっかりした家でないといけないんです。
そして『家』は命だけではなく、経済を守るんですよ!

今回の旅館のように生活も仕事も守ってくれるんです。
そして今回の温かいお茶のように、人々に活力を与えてくるんです!

ひいては「町」を守ることになるんです!!」
と話してくださりました。
(記憶に残っているまま書いているので、言い回しや記憶違いがあるかもしれませんのがご了承ください。)

「ハッ!!」としました…。

と同時に「ほっ」としました。
家を販売する多くの会社は、家の仕様のグレードを強調して販売しています。

自分は仕事に妥協をせず丁寧に家づくりをし、仕様はバランスよく、そして地味で目立たなくても構造は特にしっかり作っていこうと考えて頑張ってきました。

時々建築業界の風潮で『構造<仕様』と考え直さないといけないのか、と思ったりもしていましたから…。

近藤さんの話を聞いて、あながち間違ってはいなかったのかな、と少し安心したのです。

家づくりを考えている方にとって、家選び・業者選びというのは難しいと思います。

自分が建築業をしていなければ率直に「分からない」と思うでしょう。
だからすぐには分からない、決められない…。

逆に言えば見極めるのには時間がかかる、時間をかけても良い、と思います。

情報収集が便利な世の中になってきましたが、だからこそ目と耳と心を研ぎ澄まして考えていただきたいと切に願います。



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