春日部・越谷で一戸建てのことならファン設計

プロフィール

社長ってどんな人?

私は築40年は経つであろう木造住宅の平屋の家で生まれ育ちました。38年前の話です。
当時の家は廊下も無いプライバシーゼロの間取り。

構造も年月相応の隙間だらけで、野良猫も家の中へ出入り出来てしまうような始末。
でも窓と引戸が多かったので、夏の風通しは良かったです。冬は暖房も効かないほど寒かったですが…。

約20年前、母親が頑張って家を建て替える事にしました。
私は幼い頃に父を亡くしているので、母が頑張ってローンを組んでの建替えです。
バブルの頃でも多くない稼ぎの中から必死で貯めたお金を使ってです。

建てた家は豪華ではなく普通の家ですが、立派な家です。
親戚の大工さんに建ててもらったので構造はしっかりしています。地震には今のところ大丈夫なのですが、気密断熱の性能には無縁で相変わらず冬は寒いです。


建て替えの時に物づくりの素晴らしさにひかれ、建築に対して興味を持ちました。
「こうしたら喜んでもらえるかな?」などと考える性格から、プランニングをしたりするのも自分の性格に合っているような気がしました。

専門学校の卒業を経て、茨城県の地元で頑張っている工務店へ入社し、住宅建築の仕事に携わるようになりました。
3年後、現場のノウハウを覚え、建築士の資格を取得し、ステップアップのため設計事務所へ転職したりもしました。

設計事務所は一般の人からみると、たぶん想像とはるかに違います。
個人住宅の設計をしたり、ビルなどの商業施設の設計をしたりしているように思われるでしょうが、実際は違います。
多くの設計事務所は、申請業務をメインにしていて、現場とは距離があります。
お客様の顔が見えず寂しい時期を送りました。

その後、ローコスト会社に勤めたこともあります。
この時の会社はローコストの言葉通り工事金額が安く、工事の期間も早い会社でした。


無駄を省いて段取り良く工事をしているから後期が短いと説明していますが、実際は違います。ひどい時は突貫工事で、現場は何人もの職人さんであふれています。


はっきりと感じるのは“早く終わらせて集金する事”が目的ということです。
“住む人のために”とか“丁寧な仕事をしよう”という気持ちは感じられません。

何件かの会社で実際に働き、他の会社の情報を見たり聞いたりしましたが、あまりに私利私欲が強い業界なのでウンザリしてしまい、この業界から身を引きました。


そんな時、新築を建てたいと希望されている建主さんと知り合う機会がありました。
一度は身を引いたので思うところもありましたが、自分で役に立つ事があればと思い家づくりをお手伝いすることにしました。

無事に家づくりが完成したときに喜んでくださった笑顔が今でも忘れられません。
その時ふと思いました。
工事中、どうしたら建主さんは満足してくれるだろう? どうしたら迷惑がかからないだろう? どうしたら職人さんは気持ち良く仕事をすることが出来るだろう? 


そんな事を考えながら無我夢中で仕事をしていたら完成となりました。
建主さんのために、会社のために、業者さんのために頑張れば、みんなが笑顔になれることを知りました。


この当たり前のことが建築業界では珍しい事なのです。

「みんなの笑顔を求めて家づくりをしたい!みんなどこも私利私欲だけを考えているのなら、私が率先して建て主さんのための家を建てる!」
そう思って頑張る事にしました。


今まで多くのお客様の家づくりをお手伝いさせていただくことが出来ました。
時々お邪魔して世間話や家の話を聞いて、いつも幸せな気分になります。


“契約したら終わり”“家は建てて終わり”ではありません。
建てた後でも役に立てないかと思い、ファイナンシャルプランナーの資格も勉強しました。


家を建てることが仕事なので何件も家を建てますが、お客様たちにとっての家づくりは、人生で1度か2度しか建てない一大イベント。
無垢材や珪藻土などをふんだんに使ったり、モデルルームのような豪華な家を建てる方もいれば、私の母のように必死でお金を貯めて普通の家を建てる方もいます。



家の形状もいろいろあれば、家を考える方の気持ちもまた千差万別。でも、建てる側の私達は、常に全力で家づくりに取り組んでいきたいという気持ちは一緒。


これからも「この家で良かった」と思っていただけるように、皆様のよい家づくりのお手伝いをよりいっそう精進していきたいと考えております。
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代表 飛鳥馬 孝之

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